10月24日(木)14時00分より鶴見法人会様主催の決算法人説明会にて、当事務所所属の公認会計士・税理士の川畑文秀が講師を務めさせていただきました。
2時間という長丁場にも関わらず、20名ほどの方にご参加いただき、質問やご相談をいただきました。
決算法人説明会:決算から申告までの処理・改正点の説明
今回の決算法人説明会では、決算から申告までの流れ、そして令和6年度の改正点に関する説明をしました。
主な解説項目
- 決算申告事務の流れ
- 申告調整とは何か
- 課税所得とは?収益と益金、費用と損金の違い
- 収益の計上時期
- 売上原価と棚卸
- 役員報酬の取り扱い
- 交際費等の取り扱い
- 減価償却の取り扱い
- 少額減価償却資産の取り扱い
- 中小企業投資促進税制
- 賃上げ促進税制
- 資本的支出と修繕費と判定基準
- 貸倒損失と貸倒引当金の取り扱い
- 青色欠損金繰越控除の取り扱い
- 法人税の税率等
- 申告手続きの全体像
- 消費税の取り扱い(インボイス関連)
交際費・賃上げ促進税制のポイント・インボイスの解説
交際費については1人当り5,000円以下の飲食費が交際費等からの除外規定が1万円に増額されているため、重点的に解説を行いました。
次に賃上げ促進税制については、改正により使える可能性が高い制度も増えているので対象になるかの検討を忘れずに行う旨を解説。
最後に、インボイスの経過措置期間中の免税事業者の取り扱いなど実務上の対応を解説
テキスト外の解説:納付書が送られて来なくなる件
決算説明も大切なのですが、令和6年5月から国税の納付書が送られて来なくなっています。
このため、来ると思っていた納付書を待ってしまい、ギリギリの対応になるリスクや納付漏れのリスクがあるため十分に注意が必要な旨を周知しました。
納付漏れを避けるためにも、ダイレクト納付などへの移行検討も必要になります。
決算法人説明会中・説明会後の個別相談
決算法人説明会の休憩時間と終了後に、個別相談の時間を設け、参加者様毎の個別相談対応も致しました。
税務上の悩みや実務上の悩みは会社毎にさまざま。そのため、こういった場で実際の実務状況をヒアリングしつつの質問対応をできるのも講師の醍醐味です。
決算対策は税理士への相談が大切
法人決算の対策を考える上では、事前に税理士との打ち合わせも大切です。
当事務所では、通常の顧問先にプラスで、お客様からのご希望に応じたオーダーメイドの対応も致しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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※「HPを見た」とお声がけください
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